企画管理課

末永 麗莉亜 RIRIA SUENAGA

2016年入社

入社を決めた理由は?

大学では絵画・現代美術を専攻していました。「身体と感覚」をコンセプトに、油絵をはじめ映像や立体など、素材や形を問わず制作を続けていました。

きっかけは祖母からジュエリーを譲り受けたことです。ジュエリーは美しいだけでなく、その背景に自己表現などの欲求の感情や、他者への思い、更に人から人へ思いと共に受け継がれていくなど、その一つひとつが様々な背景や歴史、人間性を持つことに興味を持ちました。そんな折にミキモト装身具とご縁があり、歴史的にも技術的にももっと深く知りたいと思えたことが一番の理由です。

担当している仕事について教えて下さい

営業部門にて卸販売されるノンブランド商品や法人顧客のOEMを中心としたジュエリーのデザインを担当しています。デザイナーとしての主な仕事はまず、各展示会のテーマやコンセプトを元にイメージをスケッチしていくことから始まります。新作ジュエリーのイメージやアイデアのラフ画を描いていき、販売される価格帯を考慮しながらデザインを絞って描き起こしていきます。一点の制作が決まるまでに10以上のデザイン案を示すこともありますし、営業担当者と取引先の企業へ同行し、実際にイメージをお聞きしてからデザイン作業に入ることもあります。デザインが選定された後はクラフトマンと仕様や技術的な打ち合わせをして、商品が完成されるまではデザインのイメージを伝えながら造形を確認していきます。

また、デザインを描く以外にも多くの仕事があります。デザイナーといってもデザイン机と向き合うだけが仕事ではなく、販促物の作成や広報的な業務をはじめ、「真珠のソーティング」という商品ごとに真珠の色味を合わせる仕事も行うことがあります。

先輩デザイナーや生産部門の方々の力をお借りしながらではありますが、少しずつお仕事を任せてもらえるようになりました。ジュエリーが形作られていく過程は本当に学ぶことが多く日々勉強の毎日です。

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当社の良いところは?

「ジュエリー制作の技術に関する環境が整っていること」だと思います。入社する前はジュエリーに関することは何もわからない状態でしたので、入社してからの5ヶ月間は、生産部門にて技術研修を受けさせていただきました。ジュエリー制作の作業工程を一から学べたことはもちろんですが、普段は見ることのできない希少な貴石素材や、大柄なネックレスが組み上がっていく瞬間を間近で見たりといった様々な経験は、デザイナーとしての土台となる貴重な時間となりました。最近では毎週行われている社内セミナーにてCAD設計を学ぶ機会もあり、様々な側面からジュエリーに関する知識を増やし励むことができています。

デザインを描いていく上では、「技術・仕様や方法・設定工料」といった造形の土台となる制作技術を無視することはできません。テーマやコンセプト等のイメージに合ったデザイン提案はもちろん大切ですが、自分だけの空想の世界を描くこととは異なります。最高の技術を持ったクラフトマンが周囲にたくさんいるので、いつでも技術的なことを学べて、いつでも疑問に答えていただける状況にあることは、デザイナーとして経験を積み成長していく上でこれ以上ない環境だと思っています。

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